「大工・川原家と教会堂建設」展 解説 – 7

門司・津和野・新田原の教会堂

1930年の門司教会堂は、福岡教区の始まりを告げる存在です。
関門海峡を臨む山の斜面に、高い塔をもつ華やかな外観で建てられました。その姿は海峡の船からよく見えました。

この仕事がきっかけとなって、正治さんは津和野教会堂の建設を任されます。
津和野教会堂は、イエズス会の紋章を正面につけました。内部は平らな天井で、中央部分を高くして三廊(さんろう)式風に表現しました。

新田原(しんでんばる)教会堂は、以前の地名は京都郡(みやこぐん)でした。川原家では「正治さんは『みやこ』に行った」と言われていたそうで、これも3代目の教会堂です。